futbozuNote
“futbozu Note 年代別ガイド” 第5回:社会人・大人は「限られた時間で、長く楽しむ」第5回

“futbozu Note 年代別ガイド” 第5回:社会人・大人は「限られた時間で、長く楽しむ」

社会人・大人は「限られた時間で、長く楽しむ」

前回は、高校生がプレーを言葉にして、進路につなげる方法を紹介しました。第5回は、社会人・大人編です。

社会人になってもサッカーを続ける人の形はさまざまです。社会人リーグのチームでプレーする人、週末に仲間とフットサルを楽しむ人、子どものチームでコーチをしながら自分もボールを蹴る人。共通しているのは、仕事や家庭がある中で、サッカーに使える時間が限られていることです。

当サイト管理人である私も、仕事をしながら選手を続けてきました。大人になってからのノートは、学生の頃とは目的が少し変わります。「うまくなるため」に加えて、限られた時間を無駄にしないため、そしてケガをせず、長く楽しむための記録です。

項目名は「手応え」と「次回への課題」

大人の項目名は、次のようになっています。

項目表示
目標今日のテーマ・目標
内容練習・試合の内容
振り返り良かった点・手応え/改善点・次回への課題

「手応え」という言葉が入っているのは、大人の上達は、数字や結果よりも「感覚として掴めたかどうか」で実感することが多いからです。「今日は体の向きを作ってから受けられた」「この感覚を次も再現したい」。そうした手応えを言葉にして残しておくと、次の練習で感覚を呼び起こす手がかりになります。

記録は「3分」でいい

大人がノートを続けるうえで一番の壁は、時間です。毎回しっかり書こうとすると、続きません。futbozu Noteでは、入力しなくてもタップで済む項目が多いので、まずはそこだけでも記録しておきましょう。

  • 練習時間:「30分」「1時間」「1時間30分」などのボタンをタップ

  • 達成度:今日のテーマがどのくらいできたかを★5段階で

  • 体調・コンディション:5段階で選ぶだけ

  • 天気・グラウンド:晴れ/曇り/雨、芝・人工芝・土

そのうえで、「良かった点・手応え」と「改善点・次回への課題」を1行ずつ。これなら、帰りの電車の中でも3分で終わります。スマホのホーム画面にアイコンを追加しておけば、アプリのようにすぐ開けますし、設定から決まった時刻にリマインダー通知を受け取ることもできます。

チームが複数あっても、ノートごとに選べる

大人は、社会人チームとフットサルのチーム、あるいは複数の草サッカーチームなど、いくつかのチームを掛け持ちしていることがよくあります。

  • 所属チームを登録しておく:設定のプロフィールにある「所属チーム」に、チーム名と種目(サッカー/フットサル)を登録しておけます。登録したチームは、試合ノートの「自チーム」を選ぶときの候補に出てきます

  • 試合ノートは1チームずつ:最初に「自チーム」を選び、その日の試合を試合カードで追加します。別のチームの試合は、ノートを分けて記録します

  • 登録していないチームでもOK:大会の選抜チームや、その日限りの個人参加のフットサルなどは、自チーム名をそのまま入力すれば記録できます

戦術ボードには、サッカーのコートのほかにフットサルのコート(フル/ハーフ)も用意しています。フットサルならではのローテーションやセットプレーも、図で残しておけます。

自主練とコンディション管理こそ、記録の価値がある

大人がチームで練習できるのは、週に1〜2回ということも少なくありません。だからこそ、チーム練習以外の時間の使い方が大切になります。

自主練を記録する

練習ノートの「練習の種類」で「自主練」を選べば、ランニングや壁当て、ジムでのトレーニングも記録できます。「週末の試合に向けて、平日に何をしたか」が残っていくと、試合の出来との関係が見えてきます。

コンディションを記録する

大人のサッカーで一番避けたいのは、ケガで長くプレーできなくなることです。ノートの「体調・コンディション」には、5段階の評価に加えて、テキストで具体的な状態を書き添えられます。

体調:普通 /「睡眠5時間。右ハムストリングに張り」

「目標・実績」ページの実績では、体調評価の推移をグラフで見られます。調子が落ちている時期や、張りや痛みが続いている時期に早めに気づければ、練習量を調整したり、早めに休んだりする判断につながります。痛みが続くときは、無理をせず専門家に相談してください。

目標は「1シーズンに1つ」から

大人の目標は、大きなものでなくて構いません。むしろ、仕事や家庭の予定に左右される大人こそ、小さく、具体的に立てるのがおすすめです。

  • シーズン目標:「今シーズンは1年間ケガなく続ける」「チームの得点王になる」

  • 月次目標:「月に4回はボールを蹴る」「試合の前日は7時間寝る」

「目標・実績」ページで目標を立て、ノートの「関連目標」で結びつけておくと、月の終わりに振り返りやすくなります。サッカーを続けること自体を目標にしてもいい。それが、大人のノートのいいところです。

指導者・保護者が「自分もプレーする」とき

子どものチームでコーチをしている人や、子どものノートを見守る保護者の中にも、自分自身がプレーを続けている人は多いと思います。futbozu Noteは、1つのアカウントで複数の立場を持てるようになっています。

設定の「利用状況」にある「選手として利用する」をオンにすると、コーチや保護者としての機能はそのままに、自分のノートを書けるようになります。子どもと同じアプリで記録していると、「お父さんも今日は練習ノートを書いたよ」と、親子でノートを書く習慣を共有するきっかけにもなります。

自分のノートの公開範囲は、最初は「自分のみ」です。指導者としての立場とは切り離して、自分だけの振り返りとして使えます。

続けるコツ:「長く続けること」を楽しむ

大人のノートは、誰かに提出するものでも、評価されるものでもありません。だからこそ、自分が楽しめる続け方を見つけることが大切です。

  • 記録を続けると、「初ノート」「7日連続記録」「10試合記録」などのバッジが増えていきます

  • 実績の「最長継続記録」を更新することを、ひそかな目標にするのもおすすめです

  • ノート一覧のカレンダー表示で、ボールを蹴った日が並んでいくのを眺めるのも、大人ならではの楽しみです

1年前のノートを読み返して、「この頃より、今のほうがうまくなっている」と感じられる。年齢を重ねてもそう思えることが、大人がサッカーを長く楽しむ一番の原動力になると、私は思います。

まとめ:大人は「時間を味方につけて、長く楽しむ」

  • 記録はタップ中心で3分。良かった点と課題は1行ずつ

  • 所属チームを登録して、ノートごとに自チームを選ぶ

  • チーム練習以外の自主練とコンディションを記録する

  • 目標は小さく、具体的に。続けること自体を目標にしてもいい

  • 指導者・保護者も「選手として利用する」で自分のノートを書ける

次回予告:保護者・コーチは「見守り方」と「チームでの活用」

次回は、シリーズ最終回の保護者・コーチ編です。選手のノートをどう見守り、どう声をかけるか。チームとしてfutbozu Noteを使うときの導入の流れや、コーチ・ヘッドコーチの関わり方を紹介します。