第1回“futbozu Note 年代別ガイド” 第1回:小学校低学年は「親子でひとこと」から始める
小学校低学年のサッカーノートは、「親子でひとこと」から始める
「サッカーノートを書かせたいけれど、まだ字を書くのも大変な年齢で、何から始めればいいのか分からない」。低学年のお子さまを持つ保護者の方から、よくこんな声を聞きます。
この「futbozu Note 年代別ガイド」では、小学生から大人まで、年代ごとにサッカーノートアプリ「futbozu Note」の具体的な使い方を紹介していきます。第1回は、小学校低学年(1〜3年生)です。
当サイト管理人である私自身、選手として長くサッカーを続け、今は親として、またコーチとしてグラウンドに立っています。その経験から言えるのは、低学年のノートは「上手に書くこと」が目的ではないということです。
低学年でノートをつける目的は「振り返る習慣」
低学年の子どもにとって、サッカーはまず「楽しいもの」です。戦術を理解したり、細かい課題を分析したりするのは、もう少し先で構いません。
それでもこの時期にノートを始める価値があるのは、練習や試合のあとに「今日はどうだった?」と立ち止まる習慣が身につくからです。シリーズ「サッカーノート活用術」でも紹介したとおり、振り返りは言葉にすることで初めて次の行動につながります。
低学年のうちは、その「言葉にする」練習を、親子の会話の延長でできれば十分です。
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書く量は1行でいい
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全部の項目を埋めなくていい
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毎回でなくていい(週末の試合だけ、でもOK)
このくらいの気持ちで始めるのが、長続きのコツです。
始める前の準備:アカウントは保護者と一緒に作る
低学年のお子さまの場合、アカウントの登録は保護者の方と一緒に行ってください。futbozu Noteは年齢を問わず利用できますが、18歳未満の方は保護者の同意のもとでの利用をお願いしています。
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新規登録画面で、メールアドレス、またはGoogle・LINEアカウントで登録します(お子さま用のアカウントは、保護者が管理するメールアドレスで作ると安心です)。
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最初の設定で生年月日を入力します。小学生の生年月日を入れると、ノートの項目名が小学生向けの言葉に切り替わります。
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「選手として始める」を選ぶと、ノートが書けるようになります。
生年月日はあとから変更できないので、入力のときだけ注意してください。
小学生向けの項目名は、次のようになっています。
| 項目 | 小学生向けの表示 |
|---|---|
| 今日の目標 | 今日がんばること |
| 振り返り | よかったこと/もっとよくしたいこと |
| 内容 | 練習内容・試合のながれ |
「改善点」「課題」のような大人向けの言葉ではなく、子どもが自分の言葉で書きやすい表現にしています。
練習ノートの書き方:まずは3つの「ひとこと」
練習が終わったら、画面上部の「+」から「練習ノート」を選びます。低学年のうちは、次の3つだけで十分です。
今日がんばること:「ボールをよく見てける」
よかったこと:「シュートが1本はいった」
もっとよくしたいこと:「左足でもけれるようになりたい」
ポイントは、子どもが話したことを、そのまま書くことです。字を打つのが難しければ、保護者が代わりに入力しても構いません。「今日、何が楽しかった?」と聞いて、返ってきた言葉をそのまま入れる。それだけで立派な振り返りになります。
練習ノートでは、「練習の種類」として「チーム練習」か「自主練」かも選べます。公園でのボール遊びや、家の前でのリフティングも「自主練」として残しておくと、自分で練習した日が目に見えて増えていくのが、子どもにとって大きな自信になります。
文字が苦手でも大丈夫。タップと「絵」で記録できる
低学年の子どもにとって、文字を書くのは大人が思う以上に大変です。futbozu Noteには、文字を書かなくても記録できる項目がいくつもあります。
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達成度:今日がんばったことが、どのくらいできたかを★5段階でタップ
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体調・コンディション:「とても良い」〜「とても悪い」から選ぶだけ
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天気・グラウンド:晴れ/曇り/雨、芝・人工芝・土をタップで選択
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戦術ボード:コートの上に選手やボールを置いて、矢印を描ける
特に戦術ボードは、低学年の子に意外と人気があります。「ゴールを決めたとき、どこにいた?」と聞いて、自分の位置にコマを置き、ボールが動いた方向に矢印を描いてもらう。言葉ではうまく説明できなくても、絵にすると驚くほど正確に覚えていることに気づかされます。
試合ノートの書き方:スコアと「ひとこと」だけ残す
試合の日は「試合ノート」を使います。最初に「自チーム」を選び、あとは試合ごとに「試合カード」を追加して、相手チームとスコアを入れます。
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自チームは、チームがfutbozu Noteを使っていれば所属チームから選べます。使っていなくても、チーム名をそのまま入力すればOKです
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1日に何試合もある大会でも、試合カードを1試合ずつ追加できます
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ゴールやアシストの数も記録できますが、低学年のうちはスコアだけでも十分です
そのうえで、練習ノートと同じように「よかったこと」をひとことだけ書きます。試合の結果は、勝っても負けても、子どもにとっては大きな出来事です。負けた日ほど、「でも、よかったことは?」と聞いてあげてください。悔しさの中から良かったことを探す経験は、この年代ならではの大切な学びになります。
続けるコツ:「ごほうび」と「声かけのタイミング」
低学年の子どもが自分から「ノートを書きたい」と思うには、ちょっとした楽しみが必要です。
バッジを集める楽しみ
futbozu Noteでは、「初ノート」「7日連続記録」「初試合記録」など、記録を続けるとバッジがもらえます。新しいバッジが増えるのを楽しみに、自分からアプリを開く子も少なくありません。
記録するタイミングを決めておく
「お風呂の前」「夕ごはんのあと」など、ノートを書くタイミングを家庭で決めておくと習慣になりやすくなります。設定ページの「通知」から、決まった時刻に記録を促すリマインダー通知を受け取ることもできます。スマホのホーム画面にアイコンを追加しておけば、アプリのようにすぐ開けます。
5分で終わらせる
長く書かせようとすると、ノートが「宿題」になってしまいます。5分で終わる量にとどめ、「今日はここまで」と大人が区切ってあげることも大切です。
保護者の関わり方:「見せて」ではなく「応援」で
シリーズ「サッカーノート活用術」第5回でも書きましたが、ノートは子ども自身のためのものです。低学年は一緒に書く場面が多いぶん、つい内容に口を出したくなりますが、評価や添削はしないように意識してください。
futbozu Noteのノートは、最初は「自分のみ」(非公開)で保存されます。家族に見せたいノートだけ、子どもが「ファミリー」を選んで共有する仕組みです。
保護者の方が自分のアカウントからお子さまのノートを見守りたい場合は、保護者リンクを使います。お子さまのアカウントの設定ページ(「プラン管理」タブ)から招待リンクを作り、保護者のアカウントで承認するとつながります(保護者側の承認には保護者プランへの加入が必要です。30日間の無料期間があります)。リンクすると、共有されたノートを読んで、「応援」を送れるようになります。
「ノートを読んだよ」「この前のシュート、よかったね」。そのひとことが、低学年の子どもにとっては何よりのごほうびです。
チームのコーチと共有するのは、慣れてからでいい
所属チームがfutbozu Noteを使っている場合は、公開範囲で「コーチ」を選ぶと、そのチームのコーチにノートを見てもらえます。コーチに公開したノートは、選んだチームのコーチだけが見られ、同じチームの選手には見えません。
ただ、低学年のうちは、まずは家族との共有で「書く→読んでもらう→うれしい」の流れを作ることをおすすめします。人に見せることに慣れてきたら、コーチとの共有に広げていけば十分です。
まとめ:低学年は「習慣の土台」をつくる時期
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目的は上手に書くことではなく、振り返る習慣をつくること
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書くのは1行、項目は3つ、時間は5分
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文字が難しければ、タップと戦術ボードで記録する
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保護者は評価せず、応援する
低学年でつくった「振り返る習慣」は、学年が上がって自分でノートを書くようになったとき、大きな土台になります。
次回予告:小学校高学年は「自分で目標を立てる」
次回は、小学校高学年(4〜6年生)編です。自分の手でノートを書けるようになるこの時期は、月ごとの目標を立てて、振り返りと結びつけるステップに進みます。試合の記録をスタッツとして振り返る方法も紹介します。
